グリチルリチン酸ジカリウムはどんな成分?

「グリチルリチン酸ジカリウム」は、「グリチルリチン酸2K」とも呼ばれている化粧品成分のひとつです。強い抗炎症効果や抗アレルギー作用を持ちながら、低刺激の安全な成分なので、敏感肌向けの化粧品にも配合されています。では、グリチルリチン酸ジカリウムは、何から作られているのでしょうか?生薬「甘草(カンゾウ)」の根、または茎から抽出し、精製したグリチルリチン酸から作った酸誘導体がグリチルリチン酸ジカリウムです。

甘草という名前の通り、グリチルリチン酸の性質による独特の甘みを持つ白い粉末をしており、水に溶けにくい性質をしています。そのため、カリウム(K)を2つ付けることで、水溶性の性質を持たせています。化粧品の成分として表示される時は「グリチルリチン酸2K」と記載され、医薬部外品に配合される場合には「グリチルリチン酸ジカリウム」と表記されますが、両者は同じ成分です。

グリチルリチン酸ジカリウムの安全性は?

グリチルリチン酸ジカリウムは、皮膚刺激性や毒性、アレルギーなどがない、安全性の高い成分として知られています。特に化粧品に配合する場合、グリチルリチン酸2Kの含有量は5%未満と薬機法で定められているので、副作用の心配もほとんどありません。

そのため、普通肌や脂肌はもちろん、乾燥肌や敏感肌、混合肌、インナードライ肌などどの肌質でも安心して使えます。ですから、まぶたよりも薄く繊細な皮膚をしているデリケートゾーンでも問題なく使用できるため、デリケートゾーンクリームにも配合されています。

グリチルリチン酸ジカリウムがデリケートゾーンの黒ずみに有効な理由とは?

グリチルリチン酸ジカリウムには、お肌の炎症を抑える抗炎症作用やアレルギー反応を抑える抗アレルギー作用、ウイルスの繁殖を抑える解毒作用などお肌を守る働きをします。では、なぜデリケートゾーンクリームの黒ずみにも有効なのでしょうか?それは抗炎症作用があるからです。そもそも黒ずみは、お肌が刺激や摩擦を受けることでメラニンが過剰に生成され、体外へ排出できずに溜まってしまうことで黒ずみとなります。

グリチルリチン酸ジカリウムには、ダメージしたお肌修復し、バリア機能を高め、ターンオーバーを正常化へと促す作用があるため、黒ずみにアプローチすることができ、美白へと導きます。ですから、デリケートゾーン専用の黒ずみクリームには、グリチルリチン酸ジカリウムが欠かせない成分として配合されています。ですから、デリケートゾーン専用の黒ずみクリームを購入する際には、有効成分である「グリチルリチン酸ジカリウム」が配合されているかどうかをチェックポイントとして選べるでしょう。