正常なおりものはどんな状態?

おりものの量やニオイには個人差があるので、一概にどのような状態が正常とは言えません。しかし、一般的には白色をしており、1日4~6ml程度の少量で、ニオイがない場合もあれば、汗のようなニオイをしていることもあります。おりものは月経周期に大きく左右されています。月経直後は、残った血液がおりものと混じるため、茶色や褐色をしていますが、その後はサラッとした状態へ戻ります。

排卵期に入ると、おりものの量が増え、よく伸びます。透明なゼリー状で、2~3日程度続きます。これにより精子を迎える準備をしています。その後、黄体期(分泌期)を迎えます。この時期になると、おりもの量は減り、白濁した粘り気のある状態になります。そして、月経前になると、再びおりものの量が増え、白濁をしています。少しづつニオイが強くなっていき、生理が始まります。

こんな色をしていたら要注意!

おりものが「黄色~緑色で泡状」だったら、膣トリコモナス症の可能性があります。この症状には、痒みも伴います。多くの場合、性交症が原因ですが、プールや温泉などでも感染することがあります。また、おりものが「白色で酒粕やチーズ状、もしくは粥状」をしている場合は、カンジダ症の可能性があります。

強いニオイと強い痒みを伴います。カンジダは常在菌なので、自然治癒で治ることもありますが、再発する頻度も高い病気の一種なので、医療機関を受診して完治しましょう。さらに「黄色でどろっとしている」おりものは、細菌性膣症に感染していると考えられます。膣の自浄作用が低下すると発生する感染症です。おりものは、魚が腐ったような強いニオイを発生します。このようにおりものに色があり、量が多く、悪臭がするなどの異常が見られるなら、すぐに医療機関を受診するようにしましょう。

毎日のケアで気を付けるべきこととは?

デリケートゾーンをいつも清潔な状態に保っていれば、細菌による感染症やニオイを予防できます。しかし、デリケートゾーンを洗う際には、強く洗いすぎることはNGです。なぜなら、雑菌だけでなく、良い菌まで一緒に洗い流してしまうからです。

可能ならデリケートゾーン専用のソープを使って、やさしくケアするようにしましょう。また、おりものシートを使い、おりものの状態をチェックする習慣を身に付けるとよいかもしれません。そして、おりものシートは、こまめに取り替えましょう。